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安田町・田野町・奈半利市・室戸市 |
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18:10 いつの間にか安田町を通過して田野町に入る。
ヘッドランプで照らすと携帯電話のカメラでもここまで写る。
まだ走ってまーす。
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18:29 道の駅田野駅屋に到着。
ここは寄らないつもりだったが、空腹になったので買物をする。
スリーエフ 田野町駅前店
午後の紅茶345ml あんパン 合計240円 購入
ここでつかちゃんに電話。次の待ち合わせの時間指定。 |
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18:51 奈半利町に入る。
ちょっとの上り坂が苦しい。
ほとんど走っているのか歩いているのかわからない状態。
そろそろ限界か。(1km10分ペース)
こけないようにヘッドランプで路面を照らす。
約20年前は明かりなしで夜通し歩いたのだが。
若さ=無謀? |
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18:55 スリーエフ 奈半利店到着!
ここまで走るのが目標だったんですよ。やったー!
(NAVITIME では約58km)
打ち合わせ通り、つかちゃんはここで待っていてくれた。
ここから後の行程は歩くつもりなので、防寒着を着込み各種装備を整える。
ここが最後のコンビニなので、食料も大量に調達する。
飲み物500ml 二本、パン 二個、おにぎり 五個
合計1131円 購入
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スリーエフ奈半利店からは、歩きに切り替えて進む。
ここから室戸岬まで約30kmである。
時速4kmで歩いて7.5時間かかるので、翌午前3時半頃室戸に到着予定。
高知市のみっちゃんに、午前4時半頃安芸に迎えに来てくれるように電話する。
走るのに比べて歩くことの楽なこと! 元気一杯に進む。
しかし早歩きのおじさんたち数人に追い抜かれた。
高知からずっと早足で歩いてきたのかな?
時速6kmくらいでおしていければ、その方が速いのかも。
20:19 沖合いの明かりの所が羽根岬。はるか彼方・・・。 |
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20:46 弘法大師霊跡 |
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20:49 加領郷の港 |
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20:59 いよいよ室戸市に足を踏み入れた! |
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21:02 羽根岬通過。
室戸岬まで22kmと書いてある。
それにしても暗い夜道、室戸貫歩参加者は前後だーれもおらん状態。孤独である。
つかちゃんに現在位置を知らせるため電話する。
約20年前はここまでの所要時間18時間半、今回は12時間。6.5時間短縮できているという優越感にひたりつつ歩く。
22時前、「おーい」と呼ばわる声がする。つかちゃん登場!!
つかちゃんには「どんなサポートでもするで」と言ってもらっていたので、それならばと
「最後の20kmを一緒に歩いてちょうだい」とお願いしてあったのだ。
20年前の室戸貫歩のとき、私は安芸手前ですでにへばっていた。
そこをつかちゃんが私を励ましながら室戸岬まで一緒に歩いてくれたのである。なんという温かい友情であろうか!
(残り50kmは励ましと精神力のみ)
それを踏まえた上で、もう一度二人で一緒に歩こうという提案だったのである。
「ええでえ。一緒に歩いちゃるきね。」とは言ってくれたが、彼女は一般人である。
ランナーでも登山者でも歩き遍路者でもない。
体力に不安があったので、10kmウォーキングをして鍛えてくれていたそうだ。ありがとー!!
ここからは二人で暗い夜道をおしゃべりしながら室戸岬を目指す。
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23:52 キラメッセ室戸通過。
室戸貫歩のサポート車多数。
昔は道の駅なんかなかったが、今はお手洗いも利用できて便利になった。
つかちゃんは地元民なので、トイレの位置情報も完璧。助かるわ〜。
約20年前、つかちゃんのお母さん達が室戸市内でお接待をしてくれた。
焼き芋を食べさせてもらい、竹製の杖をいただいた。
その杖にすがって室戸まで歩いていったのである。
このときの経験から、今回もあらかじめ登山用の杖を送っておいた。
歩くのがつらいときには、杖を使うと楽ですよ!
道中つかちゃんに、かつてお接待をしてもらった建物を教えてもらう。
こんな所だったのか、と思う。
私の記憶とも一致する建物なのだった。 |
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0:24 行当漁港通過 |
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0:27 行当岬通過。
ここからあと10km!
暗闇の中、室戸岬まで点々と明かりが見える。
ぎゃー遠い。さすがに精神的につらくなってきた。
ここまで約80kmの道のりである。足の裏全体と股関節が痛い。
つかちゃんも、「そうそう、足の裏が痛くなるがよねー」と同意してくれる。
登山用の杖で体を前に押し出しながら懸命に歩く。しんどいな・・・。
しかしスピードは緩めず休憩もなく歩き続ける。
つかちゃんによると、20年前我々はここの岩壁に座って休憩したそうだ。
うっ、覚えていない。(^_^;) |
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3:08 室戸岬到着!
やったー、やりました! ついに、ついにゴール!!
昨年出場したはっちゃんはゴールに気付かず更に15分進んでしまったという。
初出場の方のために場所を説明すると、
室戸スカイラインの入口を通過したら国道が左にカーブします。
そうすると国道の左側に中岡慎太郎の像、
右側の広場にゴールのテントがあります。
暗いときには見逃さないように注意ね! |
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テントにて名簿に名前を書き、名刺大の貫歩認定証を受け取る。
所要時間は、18時間8分。
(前回の記録をを8時間縮めた自己ベスト)
20年前は無人の建物(バスの待合所?)の中のノートに、自分で名前と到着時間を書くだけだった。
今は空手部員さんが迎えてくれる。
空手部のみなさん、ありがとう。
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中岡慎太郎の像の前で、一応記念撮影。
しかし、暗いため不鮮明。
早く到着して、これだけが残念やね。
つかちゃんがあらかじめデポしておいた車を速攻で回してきてくれる。
貫歩の余韻もそこそこに室戸岬を後にしたのだった。
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