今までの室戸貫歩 1回生 8時間45分(安芸でリタイヤ) |
申込編 室戸貫歩は通常のマラソン大会のような給水所は一切ない。 高知大学から好きな道を通って室戸岬までたどりつけばよいのである。 その距離がなんと約90kmと長いため、当然それなりの時間がかかる。 従って個人的なサポートは無論あった方がよい。 大学時代所属していたサークルからは、毎年OB会の案内状が届いている。 10月10日、その案内状に問い合わせ先として現役学生の携帯番号が記載されていたので電話してみた。 後輩曰く「室戸貫歩ですか? 私が入学してから4年間でサークルとして出場したことはありません。」 とのこと。あらー残念。 私が在学中のときは「四年間のうち一回は出場しよう」ということになっていたと思うのだが・・・。 無論、部として出場する部員のサポートも行っていた。 せっかくこんなおもしろい行事があるのに出場しないとはもったいないと思ったが仕方がない。 そこで大学時代の友人二人に連絡を取ってみると、両名とも室戸貫歩への援助を快諾してくれた。 持つべきものは友だなー、実にありがたい。 それに加えて昨年出場者のはっちゃんに助言を得た。 協力者 高知在住の学科の同級生:みっちゃん 室戸在住のサークルの同級生:つかちゃん(室戸貫歩4回出場) 松山在住の登山の師匠:はっちゃん 10月16日、大学の学生支援課に室戸貫歩開催の日程を問い合わせると「11月23日(金・祝)」とのこと。 公式HPには近日中に案内が掲載されるそうだ。 その掲載を待って現金書留にて申込書と参加費を送った。 高知大学HP 「第52回室戸貫歩」のご案内(11月23日〜24日) |
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準備編 私の考える戦略は次の通り。 前日に高知入りし、高知市在住のみっちゃん宅に泊めていただく。 室戸貫歩では前半走り(1キロ8分ペース)、後半歩き(1キロ15分ペース)で室戸岬を目指す。 足の疲労を極力少なくするゆっくりペースにすることで、走り歩きそれぞれ後半の失速を防ぐという作戦。無論休憩はとらない。 食料と水はコンビニで調達しながら室戸岬を目指す。 走っている間は軽装でかまわないが歩き始めると寒いので、室戸市在住のつかちゃん宅にあらかじめ防寒着を送っておき、それを途中で渡しに来てもらう。 無事に室戸岬に到着したら、つかちゃんに安芸まで車で送ってもらう。 安芸にはみっちゃんに迎えに来てもらい、高知まで戻る。 何らかの事情で二人のサポートが受けられないときは、主催者が用意してくれたバス、路線バス、或いは土佐くろしお鉄道にて高知市まで戻るつもり。 時刻表なども調べておいた。 室戸〜安芸 高知東部交通 高知〜甲浦線 奈半利〜高知 土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線 約一週間前の11月16日、みっちゃん宅に自分の職場のお歳暮売場から、前もってお土産を送る手配をした。 繁忙期につき一週間かかるはずが、二日後にもう届いてしまった。早っ! 受け取りました&ありがとうメールが早々にきた。 11月20日にはつかちゃん宅に防寒着を送った。ダンボールの中にはお土産として義実家で手配てもらったみかん10kgも。 つかちゃん宅は大家族なので、みんなで食べられる物がいいかなと思いみかんに決定。(それにこちらは愛媛だから。) 室戸貫歩の後も御礼として、これまた数の多い「彩果の宝石(洋菓子)」を送付した。 高知には自家用車で行くつもりであったが、帰りに居眠り運転などしては大変なので、往復JR四国高速バスなんごく号を利用することにした。 バスの予約もしておく。 松山〜高知 JR四国バス なんごくエクスプレス号 |
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準備に一番多くの時間を費やしたのが地図の用意である。 へんろみち保存協力会をご存知だろうか。 この会は四国霊場八十八箇所の歩き遍路をする人向けに詳細な地図本を出してくれているのである。 ピーンときてこの地図本を見てみると、香南市(旧野市町)の28番大日寺から室戸市の24番最御崎寺までは、 ばっちり歩き遍路の道がある。 やったね! なぜこの地図が必要なのか? それは国道55線ではなく、なるべく車の通らない旧道を通りたいからである。 この地図の必要な箇所を張り合わせ、距離を調べて書き込んでいく。 室戸までは約88km。遠い・・・。大丈夫なのか・・・? 距離を調べるには 地図・ルート検索 - NAVITIME |