2017年2月19日 石鎚山・石鎚スキー場展望台
積雪期の石鎚登山は2年振りある。 ひめこさんに誘っていただき、ひめこさんとお仲間15名に同行させてただくことになった。なんとありがたいことでしょう。 天気予報はまずまず。本格的な雪山は怖いが、がんばります! |
山頂成就駅〜一の鎖付近往復 | |||
6:15 松山市内にてひめこさんさんに拾っていただく。 7:40頃 下谷の駐車場着。 麓からでも霧氷がついているのが見える。 これは期待できそうだ。 ロープウェイの乗車券は往復1950円であるが、 モンベルカード提示で190円割引になる。 モンベルカードカードは必ず持参しましょう。 8:20のロープウェイにて山頂成就駅へ。 スキー客は数名。乗客のほとんどが登山者である。 気温は1℃。 木々に付いた霧氷が美しい。来てよかった。 |
|||
9:18 成就社着。 おー、石鎚山がきれいだ。 |
|||
まず遙拝殿からお参りする。 「無事に登山できますように」 その後、白石旅館前でアイゼン装着して、 9:45頃成就社出発。 10:05 八丁の鞍部通過。 |
|||
ゼーハーゼーハー。 わかってはいたが、登りがしんどい。 大汗をかく前にフリースは脱いでおいた。 メリノウールの肌着と上着の二枚だけで登っていく。 10:58 試し鎖基部に到着。(写真) こちらへ行く足跡もある。誰か登ったようだ。 そして・・・、 |
|||
ここからの急な下りやその先がちょっと嫌な所だが、 今日は踏み跡が広く、安全に通過できた。 よかったよかった。 階段地獄とも言われるこのルートで、 階段が雪に埋もれる今の季節の方が楽だという人もいる。 なるほど。それには同感だ。 つーか、無雪期にこの表参道に来たのは何年前だっけ? 11:03 前社ヶ森通過。 |
|||
前社ヶ森から先も、二年前は雪が多くて難儀したのだ。 今日は楽々通過できる。(油断は禁物ですが) これで傾斜35° これ以上の急斜面のトラバースは、楽しさより怖さが勝る。 |
11:19 ようやく石鎚全体が見えた! この景色は何度来ても素晴らしいの一言につきる。 夜明峠で皆さん思い思いに写真撮影される。 |
|||
11:35 一の鎖付近で皆さんとはお別れし、 ここからは一人で行動する。 実は、他の目的があるので往路を引き返す。 お天気は日焼けしそうなくらいの快晴。風なし。 まず夜明峠にてランチ。一人になった開放感に浸る。 この後、石鎚山三十六王子社を観察しながら下って行く。 |
|||
12:09 34番夜明峠王子社 | |||
12:14 33番早鷹王子社 |
|||
12:19 32番古森王子社(写真) 12:28 前社ヶ森通過 すごく深い足跡。深さ40cmくらい潜っている。 降雪後、最初に通った人の苦労がしのばれる。 |
|||
12:36 「この先は通れません 西条市」の標識 行きは気づかなかった。 復路では道なりに直進するのを防止する役割をしている。 ここを左に曲がるのが順路。 |
|||
アイゼン装着時の下り階段は嫌だ〜。 アイゼンを引っかけないよう、一歩一歩慎重に下っていく。 |
|||
13:24 八丁坂の鞍部まで戻ってきた | |||
ここには、28番八丁坂王子社と、 | |||
刀掛経由西之川に下る分岐があるのを確認。(写真) どんな道なのか、いつか通ってみたい。 13:37 八丁坂の鳥居通過。 14:00 成就社着。 ゆっくり景色を眺めたり、写真を撮ったり、 一人で気ままに行動するのも楽しいものだ。 |
成就社〜石鎚スキー場展望台往復 | |||
無事に戻れたことに感謝して、再度お参りし、 遙拝殿の裏でぼーっと石鎚を眺めた後、次の目的地へ。 14:04 八大龍王社 そして・・・、 |
|||
20番稚児宮鈴之巫王子社 その左側の遊歩道を登っていくと・・・、 |
|||
丘の上に携帯電話のアンテナあり。(写真) こんなに大きな建造物があるとは。 この辺りを「石鎚山系レクリエーションの森第一園地」というようだ。 もう雪ないよね〜、と思いアイゼンをはずす。 ところが、その先の道で雪が残っていたため、 すってんころりん尻もちをついてしまった。 そのとき地面についた右手のストックが石にあたって跳ね返り、額を直撃した。 痛ったー! まるで何かのギャグのようだ。たんこぶ出現。 |
|||
14:30 展望台着 | |||
展望台からのスキー場の景色、これはNHKの朝の中継の風景そのものではないか! と思ったら、NHKカメラ発見。これかー。 展望台に上ってこられたスキーヤーさんと少しお話する。 雪が少ないため、上級コースは閉鎖されているそうだ。 全コース滑走可能なら、スキーしに来たいんだけどね。 |
|||
来た道を戻っていく。 ほほう、なかなかいい道ではないか。 |
|||
鳥居と携帯電話のアンテナ。 今度は転ばないように慎重に通過する。 アイゼンがないと、ちょっとした雪でも滑ってしまう。 |
|||
15:10 成就社帰着。 またぼーっと石鎚を見て過ごす。 白石旅館前でみんなを待っていると、他の登山者さんたちが下山して来られた。 「15人くらいの団体知りませんか」とお聞きすると、 「ああ、半分くらいの人が天狗岳に行きよったよ。 俺らが下山するときはまだ弥山におった。」 げっ、天狗岳?! まあこの好天なら行けるか。 それにしても元気な人らだ。 それなら当分下りて来んなー。 また遙拝殿の裏から石鎚を見たり、周辺をうろうろしていると、 16時を回ったところでようやく皆さん帰着された。 ああ無事でよかったよ。 ロープウェイ駅舎への道は、まだ雪がたっぷりだ。 17時過ぎの臨時便で山麓へ下る。 17時半帰途につく。ひめこさん、皆さんありがとう。 |
山歩き目次へ戻る