2017年1月17日 皿ヶ嶺
今年こそは雪山へ行きたいなあと思いつつ、長い間行っていないのでちょっとこわい。 こんなときはあの人に聞いてみよう! 「ぜひ同行させてください」とお願いしてみると、あっさり快諾。 2年振りにのんびり山さんと一緒の登山である。(のんびり山さんのHPはこちらです) どきどきわくわく。 |
7:30 市内にてのんびり山さんに拾っていただく。 のんびり山さんは、現在365連休とのこと。 車中で仕事の話などして盛り上がる。 以前、今の私と同じようなお仕事をされていたそうなので、 「大変でしょう」などとねぎらってくださる。 相変わらず温和で優しい紳士である。 風穴到着。駐車場一番乗りだ。 身支度をして出発。 |
|||
「ゆっくりだから」とおっしゃりつつも、さっさっさと登って行かれる。 荷物も10kg背負っておられるそうだ。 |
|||
がんばってついて行きます! | |||
登山道には雪がたっぷり。 素晴らしい〜! しかしのんびり山さんは「予想外に雪が少ない」と落胆のご様子。 アイゼン、ピッケルは必要ない。 |
|||
ベンチの場所に到着。 | |||
ここはのんびり山さんの撮影ポイントのようだ。 熱心に樹木の撮影をされている。 ほほう、木が気になるのですね。 この場所における植物の変化について教えていただいた。 何度も来ている皿ヶ嶺であるが、 のんびり山さんのおかげで新しい発見に満ちている。 ちなみに、私は「道」が気になるたちです。 この後随所で写真撮影をしながら進む。 |
|||
竜神平手前にある案内図については後述する。 | |||
まずは十字峠経由で頂上に向かうとのこと。 竜神平〜十字峠間は夏でも道がわかりにくくて、私はちょっと苦手だ。 のんびり山さんも、道が雪に隠れて進路がわからないときがあるという。 しかしこの区間は赤テープもほとんどないのだ。 「テープはゴミ」という考えの方がおられて、はずされてしまうのだという。 どうかこの区間にも目印を設置させてくださーい。 |
|||
10:47 十字峠通過。(左上写真) 11:05 三角点通過。 点名:行長 二等三角点 |
|||
11:13 皿ヶ嶺頂上到着! 気温 −2℃ いいお天気で素晴らしい。 のんびり山さんは要所要所で詳細なメモを取っておられる。 デジカメだけに頼っている私とは緻密さが違う。 |
|||
久万高原町方面 | 拡大。中津明神山が見える。 | ||
松山市方面 | 拡大。重信川と松山外環状道路がくっきり。 | ||
六部堂越への道。 標識は「←六部堂」になっている。 (六部堂越経由六部堂) |
|||
「畑野川→」の標識。 ナニコレ!? こんな道は知らなかった。いつできたのだろうか。 雪の上に足跡もついている。行きたい!! 11:40 景色も十分楽しんだので、頂上出発してほどなく・・・、 |
|||
うおお〜! 真っ白い石鎚山だ!! 神々しいまでに白い。 のんびり山さんもすごいカメラとレンズで写真撮影されている。 |
|||
カシミール3Dよる山座同定 | 西ノ冠岳と二ノ森の間に石鎚山 | ||
12:23 竜神平到着。 あああー、残念ながら、雪が少ない。 ここが真っ白になっている景色を見てみたいものだ。 愛大小屋にてお昼をいただく。 と言っても、頂上でほとんど食べ尽くしているので、 チョコレートくらいしか食べる物がなかった。 もっと計画的に食べなければ。 のんびり山さんは、行きにコンビニで調達した食料でお昼にされている。 愛大小屋は修繕されてきれいになっていた。 また、こちらにあったトイレは撤去されていた。 (こわそうなので利用したことはありませんが) |
|||
12:55 竜神平出発。 降雪時の縦走路も見ておきたいなー、と思っていたところ、 のんびり山さんは「回って行きましょう。20分しか違わないからいいですよ」 と言ってくださった。 雪山登山の注意点なども伺いながら、雪の登山道を歩いて行く。 14:11 風穴帰着。 |
|||
帰り道、石鎚山にかかっていた雲が晴れた! のんびり山さんの撮影ポイントに同行させていただく。 またもやすごいカメラとレンズ(複数)でパシャパシャ撮影されている。 この場所には電柱と電線がないのだ。素晴らしい。 皿ヶ嶺から見るのとは、山々の見え方が異なっているのがわかる。 (皿ヶ嶺の10km北) 今度は三角点峰と西ノ冠岳の間に石鎚山。 のんびり山さん、今回もありがとうございました。 |
|||
石鎚山頂上部分拡大。弥山の頂上小屋が写っている。 (のんびり山さん撮影 600mm) |
|||
|
|||
最後に、例の案内図であるが、いつも「変な地図だな」と思っていたので、検証してみる。 まず案内図を45度回転させ、北を上にする加工を行った上で地形図と比較してみた。その結果・・・、 1.十字峠から竜神平までの登山道が描かれていない。 2.「竜神小屋」、「現在地」の位置を明示していない。(跡あり?) 3.登山道(破線)より林道(実線)が目立つため見にくい。ここへ来るのは登山者だけなのだから、登山道をはっきり描いた方がよいのでは? この案内図の件に関しては以前ネットで見た覚えがあったので、今回改めて探してみた。 こちら と こちら 参照。 当時、県が訂正してくれたようだが、長年の風雨で消えてしまったのかな。 |
山歩き目次へ戻る