2010年4月11日 鳥越三角点・白糸の滝

参加者 隊長、キャノン・タムロー、かっちゃん
隊長号
カメラ FUJIFILM FINEPIX F100
Canon PowerShot G9
GPS GPSmap 60CSx
気温 17℃
今回は、キャノン・タムローの同僚で、4月に松山に転勤してきたばかりの
かっちゃんと山歩きである。

なんと、家族は地元に残してきたが、山道具だけは持ってきたという筋金入りの山男とのこと。

滝が好きということなので、白糸の滝に案内することになった。

「ついでに近くの三角点も案内しますよ。ところで地形図読めますか?」

なんて尋ねたことを、後ほど深く後悔することになるのである・・・。





鳥越三角点
朝7時にかっちゃんを迎えに行き、

7:37 『白糸の滝』の案内板の場所に駐車する。

案内板は新しくなっていた。



この日は朝9時から雨の予報である。

それまでのちょっとした散歩のつもりであった。
三人とも地形図を持ち、まずは山に向かって直登する。



かっちゃんN県S大学山部出身だという。

N県S大学といえば、筆者が生まれ直したら入ろうと思っている大学ではないか。
しかも山部とは。

すごいー、かっこいい!
こんな道を通って、次に渡渉。
しかし渡渉した後、どっちに行けばいいのかわからなくなった。

しばらくウロウロする。

あれ? こんなはずではないのに??


かっちゃんは、地形図を見ながら「渡渉はもっと上流じゃないの?」
と上流説を主張。

でも私は来たことあるんだから!ここなんだから!と思ったが、
結局私が間違っていた・・・。

そもそも、出発点が間違っていた。
一段上(オレンジ色の矢印)の道が正しい道だったのだ。

その一段上の道は、迷いようのない広ーい広ーい道、その先の渡渉地点へ至った。

正しい渡渉地点ここですよ!と喜ぶ筆者と、あきれる?かっちゃん

筆者の地図読みの実力のなさを露呈し、後はひたすらかっちゃんについて行くことになった。

情けなー。
(写真ではわかりにくいが)

「ほら、ここが地形図の二俣でしょ」などとかっちゃんに教えていただく。

本当だー。地図の通り二俣になってるー、と感心する筆者とキャノン・タムロー

すっかり他力本願モードな二人。

よく批判される「連れて行ってもらう」登山者そのもの。
かっちゃんの地図読みにより、

何となく、あるようなないような踏み跡を登っていくと、
8:42 お地蔵さんのある峠に到着!

やったー! ここで合っていますよ。

この峠を越えると白糸の滝があるはずだが、先に続く道はなかった。
このお地蔵さんであるが、台座に何と刻まれているのか前から不思議だったのだ。

田の下に×が二つのような文字。

これは後日、ひょんなことから解明された。

「界」の字なのである。

つまり「三界萬霊」と刻まれているのであった。


では「三界萬霊」とは何かというと、
私の言葉ではうまく説明できないので省略。(^_^;)
隊長さん、何やってんのかなー? という風情のかっちゃん


お地蔵さんを見ているんですよ。
さていよいよ、三角点へ向けて痩せ尾根を進んで行く。
9:03 峠から10分足らずで、三角点に到着。やったー!


かっちゃん:「こんな物(三角点)探して何がおもしろいんですかね」

あれ? このセリフ前にも誰かに言われたことあるよ。

 点名:鳥越(とりごえ)

 種別等級:四等三角点  
昭和60年設置

 所在地:愛媛県東温市大字上林字千束乙685−4


 緯度:33°44′04.7755

 経度:132°53′48.5405

 標高:709.31 m


三角点からの帰り道、こんな感じの何でもない斜面をトラバースしていて、
筆者が左足(谷側)を置いたら、そこに地面がなかったのである。

危うし! 訳がわからないまま谷向いて転げる筆者! 

後ろで目撃したキャノン・タムローの話によると、
「谷向いて一回転して落ちて、そのままスタっと立ったよ!! 見ているこっちがびっくりした!」とのこと。

私は一瞬のことでバランスを崩したと思う間もなく、地面が回ってまた立ったという感じ。キョトーン。
しかし危なー。プチ滑落。でも完全に脱力していてどこも痛めていなかった。


本当に滑落したとき携帯電話がザックの中では、いざというとき役に立たなさそう。
身に着けておくべきだろう。

(写真のかっちゃんはこの出来事とは関係ありません)
9:34 渡渉地点まで戻って来た。 お疲れ様でした!

白糸の滝
10:11 ついでのはずの三角点で予想外に疲れた三人、駐車場所から車で白糸の滝へ向かった。


しかし、長雨の影響かすごい荒れようにびっくりする。
駐車場の桜の木は倒れているし、 歩道は損壊しているし、
更に上部では倒木が道をふさいでいる状態。 滝までの遊歩道で、最も三角点に近い場所からの距離は126m。
それでも滝は見事でした。

この後、帰りの車を走らせていると、天気予報通り雨が降り始めた。



かっちゃんも早く松山に馴染んでくださいね。



















前半の平らな部分は、迷ってうろうろしていたことを示す (-_-;)


 白糸の滝駐車場に数台駐車可。

 白糸の滝駐車場にあり。でも使えるのかな〜?








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