2009年2月15日 笹ヶ峰
何かもう冬が終わりそうな雰囲気である。 しかし笹ヶ峰・もみじ谷ならまだ雪があるだろうという期待をこめて、 再び笹ヶ峰にやって来た。 |
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カシミール3Dにてトラックログを表示させた |
7:52 登山口出発。うーんやっぱり登山は早朝この時間でなくっちゃ。 今日は忘れ物はありません! しかし林道走行は、縦揺れ、横揺れで気分が悪くなってしまった。 今回もなぜかはっちゃんは車を出してくれた。 対向車さえなければ、私の車でもこれくらいの悪路は走れるのだが。 ちなみに道路に雪はなかった・・・。 |
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30分登って、ようやく登山道に雪が現れた。 | ||||
8:30 沓掛山・西山越と宿・下津池の分岐通過。 | ||||
8:34 宿(しゅく)通過。今日は暑い!と思ったら、ハレレ、はっちゃんは半袖姿である。あの〜、一応まだ2月ですし、ここ山ですよ。 | ||||
9:18 丸山荘到着。 昨日の強風で、トタン等色々な物があたりに飛散している。 持参した行動食で腹ごしらえをして、アイゼン装着。 いよいよ山頂へ向かう。 9:48 出発。 |
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丸山荘から上は、登山道だけに雪が残っている状態。 | 石鎚山もくっきり望めた。 | |||
大事件発生! 『はっちゃん、コンタクトレンズ紛失事件』が勃発した。 木の枝が顔にあたった拍子に、レンズが飛んでしまったらしい。 二人で雪の上を探すが、見つからない。 泣く泣くあきらめてその場を立ち去るのであった・・・。 はっちゃんは、山でコンタクトレンズを紛失するのは、 涸沢、石鎚、今回とこの半年で三回目だそうな。 師匠、お目目が大きいと、ゴミは入るし、レンズは無くなるし、 大変ですねえ。 私は一度もコンタクトレンズ無くしたことありませんよ。 |
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寒風山からの縦走路と合流して、 | 11:09 笹ヶ峰山頂到着! 久しぶりの一等三角点! | |||
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山頂でお昼ご飯の調理にとりかかる。 コッヘルでお湯を沸かし、今日の昼食である「チーズリゾット」の元を入れようとすると、「ちょっと待て!」と、はっちゃんに制止される。 何よー、何か問題あるんですか? 「それはお湯に入れるのか? 水から作るんじゃないのか?」 えーそんなのどっちでもいいやん、と思いつつ袋の裏の取説を見ると「水にリゾットの元を入れ、加熱する」と書いてあった。 「それ見ろ」と言わんばかりのはっちゃん。 師匠、何だか結構細かいんですね・・・。 |
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13:09 ちち山に向けて出発。 | 13:32 ちち山へ登る道とトラバース道との分岐。 | |||
13:55 ちち山山頂。ちち山に来るのは初めての筆者。 帰りはちち山の反対側に下りて、トラバース道を通ってコルまで戻る。 |
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振り返って笹ヶ峰。雪のある所はどこでも道になる。 | ||||
14:35 コルからもみじ谷へと下っていく。 実は笹ヶ峰を出発するとき、『はっちゃんのアイゼン分解事件』が勃発してしまった! ある部品が折れていたため、各部分がバラバラになっていたのである。 来た道を戻ればアイゼンは必要ないが、もみじ谷の雪もやわらかいであろうと考え、当初の予定通りもみじ谷ルートで下山する。 コンタクトレンズ紛失といい、アイゼンバラバラ分解といい、今日は不運が重なりますね。 後日談:このアイゼンはグランパースさんが500円で修繕してくれたそうです。グランパースさん、親切なのはいいのですが、商売になるんでしょうか。心配です。 |
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もみじ谷は雪が深くて、斜面が急で、北向きなので薄暗くて、少し怖かった。丸山荘が見えてきたときは、ほっとしたのだった。 これで今季の雪山は終わりかと思うと、寂しい限りである。 雪景色を目に焼きつけつつ、ゆっくり下山する。 15:35 丸山荘到着。管理人のKさんが建物を修繕しておられた。 西山越経由で下山。 16:05 沓掛山・西山越と宿・下津池の分岐通過。 16:36 登山口帰着。 |
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おまけ: 帰り道、八の川で崩落が起こっているのを発見して驚くはっちゃん。 いつ崩れたのでしょうか? |
笹ヶ峰山頂から、沓掛山、ちち山、冠山、平家平