2007年11月27日 土亀山(どがめやま)三角点

松山の地形図を眺めていたら、手頃な山があったので訪れてみることにした。それは電車から見えるあの山だった。

Google Earthによる土亀山付近。

西から、山頂まで登れそうな道が、白く表示されている。

まずこの道を行ってみることにした。


天山交差点のすぐ南、 四国電力石井変電所の角を入る。
東へ道なりに進み、GoogleEarthで表示された道と思われる道へ、 左方向に曲がる。
山頂へ続く道があるにはあったが、門までついていてどう見ても私有地。

付近の住人の方に伺うと、近所の方が買い取って、
道をつくったり木々を植えたりして、整備をされているとのこと。

この道はやめて、別の登り口を探すことにした。

初めの道に戻り、東方向へ進む。 11月18日に廃業したパン屋さんの角を左へ曲がる。
東から見た土亀山。 拡大。家と家の間にある登山口。
このような道を登ると、 畑がある。
更に登ると、竹林が現れる。 その竹林の中に、
三角点発見! 道の延長線上のわかりやすい所にあった。
   

   点名:土亀山(どがめやま)

   種別等級:四等三角点

   所在地:松山市福音寺町753-12番地

   緯度:33°49′24.6832

   経度:132°46′56.7406

   標高:50.47m


実測値

 緯度:33°49′24.7

 経度:132°46′56.5

 標高:55m
竹林を南へ抜けて、 踏み跡を下っていく。
先ほど通ってきた道(パン屋さんのすぐ西)に出た。
更に土亀山の北へ行ってみると、伊予鉄横河原線の線路に出た。 線路から見る土亀山。これは電車からよく見えるホテルではないか!
西から見た土亀山。天山トロン温泉が手前にある。 拡大。道らしいものはなかったが、ここからも斜面をよじ登ることができそうである。


この土亀山だが、周囲は住宅に囲まれていて、登り口がわかりにくかった。

南面を削って建てられているホテルは、昭和の時代、筆者がよく電車に乗っていた頃は「ホテル天国」という名前だったと思う。
車窓から目に入る度、「ホテル天国、何だろうなあ」と思っていたのを思い出した。
この辺り(いよ立花駅と福音寺駅の間)の線路は、幹線道路とは離れているので、車などで通過する機会はない。
削られた土亀山は、電車に乗ったときのみ目にする風景なのだった。

 付近は交通量の多い住宅地で駐車は難しい。天山交差点付近にある巨大スーパーに駐めるとよい。

 巨大スーパーにある。






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